
輸入住宅のトータルプランナー関口能典(せきぐちよしのり)です。
さて今回も
前回に引き続き家族の会話に関するお話です。

パーティーとはpart(部分)の意味を持ち、人と人との集まりを指す"見知らぬ人"との交流を深める会合です。日本では宴会と訳していますが、その内容はパーティーとは異なっていて、"知っている人同士"が宴を開くことです。ここにも会話下手な様子が伺われますが、生活様式が洋風化した今日、パーティーを通じての会話のあり方も見直したいところです。

そのためにも家庭内での会話が必要であり、とまり木のようなカウンター形式の食卓だけでは会話は弾みません。忙しい朝は別にしても、夕食や週末、休日などはダイニングテーブルを囲んで手作りの料理を楽しみましょう。デパートやスーパーで売られている高級レトルト食品よりも家庭での味は温かく、それを食べながらの会話は他愛のないことでも楽しく過ぎていくに違いありません。ダイニングスペースは日本人の会話の「レッスンの場」といったところでしょうか。例えば食卓でお父さんが「醤油を取って」とお子さんに頼む場合でも、渡してもらったら必ず「ありがとう」と言いましょう。自分以外の人から自分に何かをしてもらった時は、家族でも「ありがとう」ときちんと口にします。「ありがとう」と「どうぞ」「失礼」は人間関係の基本的潤滑油です。
Posted by nexthome at 17:44│
Comments(0)│
TrackBack(0)│
輸入住宅通信│