2007年09月30日
香りのデザイン
輸入住宅のトータルプランナー関口能典(せきぐちよしのり)です。
今回は、人間の五感に関するお話を。
嗅覚に関する言葉には「匂い」と「臭い」があります。一般的には「匂い」は良いニオイを「臭い」は嫌なニオイを指します。人が暮す住いには本来、心地よい匂いが好まれますが、住宅のニオイは「臭い」の方が多く発生するのも事実です。
例えば、下駄箱、トイレ、生ゴミ、かみそ、たばこ、ペットの臭いなど様々です。これらの脱臭には活性炭が使われますが、壁や天井にしみついてしまった臭いに効力はありません。そのため、芳香剤の強い匂いで、鼻を麻痺させ悪臭を感じさせない方法をとっているのが現状です。しかし、その匂いも強すぎたり、好みのものでないために不快感を感じることも少なくありません。それだけ、「香り」の嗜好には個人差があります。また、最近では壁紙に消臭効果を持たせたものも出ていますが、永久的ではありません。
2010年には、日本も高齢者人口がピークを迎えます。高齢者は清掃や整頓も自らの力では思うようにはならず排泄物や薬の飲用などが原因で老人臭の問題もふえるでしょう。そこで、消臭や芳香だけでなくアロマテラピーの効果を考えた香りがますます必要とされます。これらの問題解決のためにも香りの研究は一層進むに違いありません。香りの効用が公的空間から住宅へと望まれるところです。
今回は、人間の五感に関するお話を。
嗅覚に関する言葉には「匂い」と「臭い」があります。一般的には「匂い」は良いニオイを「臭い」は嫌なニオイを指します。人が暮す住いには本来、心地よい匂いが好まれますが、住宅のニオイは「臭い」の方が多く発生するのも事実です。
例えば、下駄箱、トイレ、生ゴミ、かみそ、たばこ、ペットの臭いなど様々です。これらの脱臭には活性炭が使われますが、壁や天井にしみついてしまった臭いに効力はありません。そのため、芳香剤の強い匂いで、鼻を麻痺させ悪臭を感じさせない方法をとっているのが現状です。しかし、その匂いも強すぎたり、好みのものでないために不快感を感じることも少なくありません。それだけ、「香り」の嗜好には個人差があります。また、最近では壁紙に消臭効果を持たせたものも出ていますが、永久的ではありません。
2010年には、日本も高齢者人口がピークを迎えます。高齢者は清掃や整頓も自らの力では思うようにはならず排泄物や薬の飲用などが原因で老人臭の問題もふえるでしょう。そこで、消臭や芳香だけでなくアロマテラピーの効果を考えた香りがますます必要とされます。これらの問題解決のためにも香りの研究は一層進むに違いありません。香りの効用が公的空間から住宅へと望まれるところです。
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この記事へのコメント
元気な彩ちゃん
Posted by TUBASA at 2007年10月04日 15:36