2006年08月08日
LEONの秘密と舞台裏

最近、『LEONの秘密と舞台裏』という本を読みました。
ご存知の方も多いと思いますが、『LEON』とは『ちょい不良(ワル)オヤジ』と呼ばれる、歳はそれなりにいっているけれど、シャツのボタンを2つ3つ開けてジュエリーを『ちょい』ジャラジャラさせ、オヤジだてらにデニムを履いている。そういう、女性に『モテる』ことを意識したお洒落オヤジを、世に広めるきっかけを作った雑誌です。
そんなLEONの編集長、岸田一郎氏が書いた本なのですが、なぜこれまで出版界から見捨てられてきたミドルエイジ向けのメンズ誌という市場で、『LEON』をヒットさせることができたのか? そして、あとを追ってライバル誌が次々登場する中で、依然『LEON』が圧倒的な強さを発揮している理由はなんなのか? を書いた本です。
ヒットさせた裏には、もちろんカンやお題目ではなく、緻密な戦略、自由な発想、そして大胆な決断がありました。とにかくとてもおもしろい本でしたので、ご興味のある方はぜひ読んでみて下さい。