木村です。

小さい時から最近までサッカーをしていたんですけど、ず〜っと憧れているプレーヤーがいます。（引退したのは、左足の靱帯を３回も損傷したから）

その選手は、今期限りで引退する、Ｒ・バッジョです。

私が一番印象に残っている試合は、1994年ワールドカップアメリカ大会決勝トーナメント１回戦のナイジェリア戦です。

それまでの１次リーグでは、Ｒ・バッジョの不調と、暑さで、イタリア代表は大苦戦し、なんとか決勝トーナメントに進出（１次リーグ１勝１敗１分）し、ナイジェリア戦でも、後半44分まで、０−１で負けていた。もうだめかと思ったラスト１分、Ｒ・バッジョの右足が火をふいた！私は感動と興奮で「ヤッター！！」と大声で叫んでいました。

その後、延長戦で、ＰＫをＲ・バッジョが決めて、２−１でイタリア代表が勝ちました。この試合でＲ・バッジョは復活し、準々決勝ではスペインを、準決勝ではブルガリアをやぶり、とうとう決勝のブラジル戦までたどりついた。この試合も白熱し、延長までいっても決着がつかずＰＫ戦までもつれこみ、最後にＲ・バッジョが外し、ブラジル優勝で幕を閉じた。イタリア代表は決勝で敗れたものの、アメリカ大会は、まさにＲ・バッジョの大会になりました。（私の中では）

2006年にはドイツ大会が開かれます。１人の選手を応援し、観戦してもオモシロイのではないでしょうか？

木村卓弥